第12話：将来の夢はCPU。

自分の脳みそがCPUだったらなあ、と思うことがあります。

感情や怠惰のない、
目標達成のためだけに、
ただただ目の前の処理を無限に繰り返す。

非常に憧れます。

CPUとは、スマホやパソコンに搭載されている頭脳のことです。
チップやプロセッサーなどと呼ばれることもありますね。
その頭脳が賢ければ賢いほどと処理が速いです。

計算をしたり、選択をしたり、
人が普段しているようなことを表面的にはしているのですが、
人間の脳とは明らかに異なる点がいくつかあります。

①気分がない
命令されたことは毎回同じようなスピードで同じ方法で処理します。
『今日は疲れたからここまで』とか『今はそういう気分じゃないからしない』ということがありません。
たとえ10000回カメラアプリを起動させたとしても
突然ツイッターが開くなんてコトはありません。
最高ですね。最高にクールです。

②達成するまで同じ動作を繰り返す
処理の終わりが来るまで延々と走り続けます。
途中でギブアップすることがない。
言い換えると唯一休んでいるのが“達成したとき”なんですね。
不具合でとまってしまうことはしばしばありますが、、。
最高ですね。ここも最高潮にクールです。

③指令なくして自発的に考えることができない
意思がないです。
自発的に“今からカメラを起動させるぞ”といって起動することはありません。
指令がないとき“何もしない”という行動をします。
人間の脳が唯一勝っている部分かもしれません。
といいますか、全生命体の中でこんなことができるのは人間だけです。

mini diary+
Rollei35というカメラが好きで、状態のいいものがないか探しています。新しいもの好きですが、それ以上に古いものが好きです。

◆略歴◆

氏名　伊籐明機良（いとうあきら）

1985年、福岡県生まれ。トレーダー。大学のゼミで金融商品の研究を行い、投資と出会う。SE時代、主業の傍ら独自の投資プログラムをコーディング。現在はシステムトレードをはじめ、外貨、株式等の投機的投資を行う。