第八話:続けることだけが難しい
典型的な飽き性なので一つのことが続きません。
続けられていることには以下の特徴があります。
強烈な興味を引く要素があって、なおかつ、意図的に努力して続けてきたもの。
このハードルの高い条件文をパスしないと僕は続けられない。そういったものにはなかなか出会えない。
“始める理由と続ける理由は異なる”という話を昔、本で読んだことがあります。新しいコトを挑戦する前はワクワクしているのに、実際に着手すると熱が冷めてしまう。いざやってみたらそのものごとの本質がだんだん見えてくる。本質はいいところもわるいところも孕んでいるから、いやなところが頭に残ってしまうのかな。ちょっとした失敗が一気にモチベーションを下げることもあると思います。
結論から言いまして、
はじめに感じる初期衝動よりも、一つのことを続けられている状態のほうが価値が高いと考えています。
何かを続けるためにはまず何かを始めなければいけない。
フットワーク軽くいろんなことに挑戦してみて、自分にあったものだけ残していく。
理想は、
最初に抱いた夢が大きく、ずっとそのゴールにむかって走ってる状態。
それは僕には難しい話なので、
“それを続けたら具体的にどうなっていくのか”を日々確認しながら
続けていける状態を目指しています。
長い時間をかけて一つのことに打ち込んでいる人は
それがなにであれ、
本当にすごいと思います。
mini diary+
このごろ、寒すぎます。
◆略歴◆
氏名 伊籐明機良(いとうあきら)
1985年、福岡県生まれ。トレーダー。大学のゼミで金融商品の研究を行い、投資と出会う。SE時代、主業の傍ら独自の投資プログラムをコーディング。現在はシステムトレードをはじめ、外貨、株式等の投機的投資を行う。